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研究Now (一般の方向け成果情報)

印刷用ページを表示する掲載日:2020年8月21日更新
 農林水産業に対する県民の方々への理解と関心を一層深め、職員の士気高揚につなげるために、研究の成果等を「研究Now」と称して、農林水産研究指導センターでは定期的に情報発信を行っています。
 このページでは、農林水産研究指導センター農業研究部が発行した研究Nowを掲載しています。

研究Now一覧 ※タイトルをクリックすると内容紹介にジャンプします

発表年月日Vol品目タイトル
2020年8月21日103一番茶における摘み取り適期の予測技術について
2019年11月27日 94イチゴ排液センサによるイチゴのかん水施肥管理技術の確立
2019年8月30日 91白ネギネギ白絹病のフルトラニル耐性菌の確認
2019年5月8日 88小ネギ次世代型土壌水分センサーを活用して小ネギ栽培の「見える化」に取り組んでいます
2018年11月12日 82イチゴ大分県イチゴ新品種「大分6号(商標名:ベリーツ)」の育苗期施肥法
2018年8月17日 79キャベツ業務加工用キャベツの4月どり用として有望な品種と定植時期を選定
2018年5月15日 76白ネギ根深ネギのシロイチモジヨトウの薬剤感受性実態
2017年11月15日 70パプリカ大分県に適したパプリカ品種選定および仕立て方法の検討
2017年8月31日 67色んな効果を確認!転炉スラグを利用した野菜栽培
2017年5月11日 64白ネギ新開発!ベルトプランター大苗育苗技術
2016年12月15日 59ピーマンピーマン栽培における新しい天敵利用技術
2016年8月15日 55トマト炭酸ガスを施用するとトマトの収穫量が増える!!
2016年5月31日 52農産物に含まれる栄養性・機能性成分の研究
2015年12月7日 46年間収入を補う秋冬番茶2回摘採技術!
2015年8月4日 43ニラ夏場のニラを守る!決め手は部分遮光
2015年6月2日 41イチゴイチゴのチビクロバネキノコバエ幼虫に有効な薬剤
2015年1月5日 36転炉スラグを利用した火山灰土壌のリン酸利用率向上技術の開発
2014年9月10日 32ピーマンピーマンのタバコガ類防除のためのネット全面展張方式の実用化
2014年6月5日 29イチゴ炭酸ガスを午前、午後に施用すると、イチゴの収量が増え甘くなります!
2014年3月17日 25ニラ夏期のニラの鮮度保持 ポイントは収穫直後の冷蔵を密封包装!
2013年9月27日 20大きく広がるお茶の産地!発生する病害虫には技術で勝負。
2013年6月3日 17カンショ高糖度カンショ「甘太くん」ブランド化に向けて
2012年7月20日  9ピーマン環境にやさしいピーマン病害虫防除技術の開発と改良

一番茶における摘み取り適期の予測技術について

茶園の写真 県内の茶産地では、茶を高品質な時期に出来るだけ多く摘採する(お茶を摘み取る)ことが望まれています。しかし事前に適期を予測するには長い経験が必要であり、摘み取り時期の判断に苦慮しているのが現状でした。
 そこで、一番茶の摘採時期を予測する方法の確立に取り組みました。

 右の写真は一番茶の葉がおよそ3枚伸びてきたころの茶園で、この頃に茶葉の成分分析を行い、摘採時期の予測に活用します。

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排液センサによるイチゴのかん水施肥管理技術の確立

研究ナウ94 大分県のイチゴ栽培は高設栽培が全体の8割以上を占めています。イチゴ栽培においてかん水量や施肥量は単収や品質向上に欠かせない重要なポイントですが、数値的かつタイムリーに把握することが困難であり、勘に頼った管理がされてきました。
 そこで、産業科学技術センターが開発した排液センサ(注)を活用して、かん水及び施肥量を数値的かつタイムリーに管理する技術を確立しました。

(注)排液センサは、高設ベッドから排出される排液に注目して、その量や肥料濃度(ECより推定)を自動で測定する装置で、通信装置を経由してパソコンやスマートフォンにデータを送り、グラフで分かりやすく表示することができます。産業科学技術センター、北部振興局及び現地協力農家と連携して、この装置でかん水量や施肥量を管理する実用的な研究を行っています。

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ネギ白絹病のフルトラニル耐性菌の確認

ネギ白絹病薬剤感受性検定 ネギ白絹病は根深ネギ栽培において重要な病害です。特に夏場の安定生産に大きく関わるため、病害虫対策チームでは萎凋病とともに対策試験を実施し、白絹病に対してのフルトラニル(モンカット)剤の有効性を示したところです。しかしながら、一部の生産現場ではフルトラニル剤の効果が不十分である事例が報告されたため、薬剤感受性検定の実施と、現場で確認できる検定培地の作成を行いました。

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次世代型土壌水分センサーを活用して小ネギ栽培の「見える化」に取り組んでいます

次世代土壌水分センサー 小ネギ栽培において、水管理(かん水)は収量・品質に大きく影響する技術です。しかし現場では、生産者が経験と勘で水管理をしているため、収量が不安定になっています。
 土壌・環境チームでは、生産者が同じ基準で水管理が行えるように、次世代型土壌水分センサーを活用し、水管理技術の見える化に取り組んでいます。
 このセンサーを使えば、土壌水分がいつでもどこでも確認できます。

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大分県イチゴ新品種「大分6号(商標名:ベリーツ)」の育苗期施肥法

イチゴ「大分6号(ベリーツ)」 大分県イチゴ新品種「大分6号」は、果皮色が鮮やかな赤色で、糖度が高いという特徴をもっており、平成29年に「ベリーツ」としてデビューしました。平成30年からはさらに栽培面積が拡大しています。
 「大分6号」はこれまでに作られてきた品種に比べ、花芽分化が早く11月上旬から出荷できます。しかし、イチゴの特性上、出荷開始時期が早いと、需要期である12月のクリスマスシーズンに出荷量が少なくなる傾向があります。
 そこで、農業研究部果菜類チームでは、12月のクリスマスシーズンに多く出荷できるよう、花芽分化時期を遅らせる技術を開発しました。
 花芽分化は育苗期の低温・短日・低窒素(肥料分が少ない)条件で誘導されるため、育苗期の肥料の種類や量、施肥時期などを検討し、技術開発を行いました。

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業務加工用キャベツの4月どり用として有望な品種と定植時期を選定

キャベツ4月どり品種 本県では、増加する業務加工用キャベツの需要に対応する産地の育成を推進し、周年安定供給を目指しています。しかし、本県における4、5月出荷に関する栽培技術が明らかでなく、適した品種や定植時期などについても不明でした。
 そこで、まず4月どりに適した品種および定植時期を明らかにしたので紹介します。

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根深ネギのシロイチモジヨトウの薬剤感受性実態

シロイチモジヨトウによる白ネギ被害写真 シロイチモジヨトウは根深ネギ栽培において重要な防除対象害虫ですが、生産現場で薬剤の感受性低下が懸念されたため、薬剤感受性低下の実態および有効な薬剤を明らかにしました。

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大分県に適したパプリカ品種選定および仕立て方法の検討

現地パプリカ栽培ハウス パプリカはこれまで国内での生産があまり行われておらず、韓国・オランダ等からの輸入品が国内流通量の約8割を占めていました。しかし、近年需要の高まりから、国内でも生産が盛んになっており、本県においても栽培面積が増加しています。
 このような中で、生産現場からは本県での栽培に適した品種(果色別)や仕立て方法を明らかにして欲しい、という声があがっています。
 そこで、農業研究部では本県での栽培に適した品種の特性・仕立て方法を明らかにするため、九重町にある株式会社タカヒコアグロビジネス(愛彩ファーム九重)の生産圃場で現地調査を行っています。

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色んな効果を確認!転炉スラグを利用した野菜栽培

転炉スラグ 新日鐵住金大分製鐵所で製鐵の副産物として発生する転炉スラグ(右の写真)は、道路用路盤材や地盤改良材、セメント原料等に再資源化されています。
 この転炉スラグはアルカリ分の他、リン酸、石灰、ケイ酸、苦土など作物生産に必要な成分を多く含むため、農地への投入により、土壌改良が期待できます。
 そこで、農業研究部では平成28年度から以下の試験に取り組んでいます。
・白ねぎにおける転炉スラグによる病害抑制効果の確認
・ピーマン・ホウレンソウ・キャベツなどの栄養成分含有量向上効果の確認
・土壌や地下水に対する影響の確認

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新開発!ベルトプランター大苗育苗技術

ベルトプランター及び白ネギ育苗 根深ネギ栽培では、移植機で省力的に定植が可能な育苗トレイによる育苗が広く行われています。しかし、小苗であるため定植初期の生育が不安定、収穫までの期間が長いといった問題点があります。そこで、小苗を長さ約14m、幅約4cmの細長い育苗容器「ベルトプランター」に仮植し二次育苗することで、既存の移植機で定植が可能な大苗に育苗する技術を開発しました。

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ピーマン栽培における新しい天敵利用技術

ピーマン害虫の天敵  近年、化学農薬の削減や薬剤抵抗性害虫の対策として、天敵を利用した害虫防除が行われています。特にピーマンは天敵との相性が良く、ハウス栽培において天敵の利用が進んでいます。しかし、天敵の利用にはコツが必要であるため、病害虫対策チームでは天敵を簡単かつ効果的に利用するための研究を行っています。

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炭酸ガスを施用するとトマトの収穫量が増える!!

冬春トマト栽培ハウス、炭酸ガス発生装置 園芸品目では炭酸ガスを施用すると収量が向上するとされています。今回、冬春トマトについて、炭酸ガスの施用(灯油燃焼方式)が、収量及び品質に与える効果について調査を行いました。

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農産物に含まれる栄養性・機能性成分の研究

グルタミン酸の変動 県内の農業参入企業が栽培している農産物の栄養性・機能性成分の調査を行い、これら成分を安定・向上させる栽培技術の開発や農産物の高付加価値化に向けた取り組みを支援します。
 特に、収穫時期や出荷規格(果実重)などが栄養性・機能性成分含量に及ぼす影響を明らかにしていきます。

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年間収入を補う秋冬番茶2回摘採技術!

秋冬番茶の2回摘み 大分県の茶栽培面積は年々増加していますが、翌年の収量に影響することから三番茶が収穫(=摘採)できない県内一部の生産現場においては、5月の一番茶、6月の二番茶に続く第三の収穫で収入を確保する技術が求められています。
 そこで当チームでは高品質な秋冬番茶を収穫するための「秋冬番茶摘採技術」の確立に取り組んでいます。

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夏場のニラを守る!! 決め手は部分遮光

ニラハウスの部分遮光 大分県は西日本を代表するニラの産地です。夏期に出荷するニラは、強日射や高温により葉先が枯れる症状が発生し、市場評価の低下が問題となっていました。
 そこで、遮光資材をハウス天井中央部に展張することで、ハウス内の気温を低下させ、葉先枯れを抑制、低減する技術を確立しました。

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イチゴのチビクロバネキノコバエ幼虫に有効な薬剤

クロバエキノコバエイチゴの花の被害 本県のイチゴ栽培では、チビクロバネキノコバエ(Bradysiadifformis Frey:写真右)による被害が確認されています。本虫が多発生すると、幼虫がクラウン内部へ食入したり、花を加害(写真左)したりするため、新芽の伸長停滞や奇形果が生じ減収につながります。
 イチゴでは、使用可能な農薬は限られており、有効な防除技術は確立されていません。そのため、チビクロバネキノコバエ幼虫に有効な薬剤を明らかにしました。

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転炉スラグを利用した火山灰土壌のリン酸利用率向上技術の開発

転炉スラグの構成成分 県内の製鉄所での製鋼過程で発生する転炉スラグ(鉱さい)は、肥料成分である石灰、リン酸、ケイ酸、苦土、鉄、マンガンなどを含んでおり(右図)、農業分野において、非常に魅力ある地域資源の一つとなっています。
 県内に広く分布する火山灰土壌では、リン酸は土壌中の活性アルミニウム等と反応して不溶化し、植物に利用されない形で蓄積されています。製鋼スラグを施用することで、リン酸の利用率が向上する可能性があり、近年のリン酸資源枯渇の問題等からも、多くの作物で幅広い利用が期待されています。

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ピーマンのタバコガ類防除のためのネット全面展張方式の実用化

防虫ネット全面展張 タバコガ類はピーマン果実を食害する重要害虫です。これまでの農薬を主体とした防除対策では効果が不十分であったため、防虫ネットを展張する方法を検討した結果、ほぼ完全に被害を防げることが明らかになりました。県内最大の産地である豊後大野市の間口3mハウスでは、サイド・谷分離方式によるネット被覆(下図)が実用化され、現在約75%で利用されています。
 今回は、もう一つの産地である臼杵市野津町の間口1.8mハウスにおいて実用的な全面展張方式の研究を行いました。
 防虫ネットを利用することで、農薬散布回数を削減し、より安全・安心な大分ピーマンの生産を行うことができます。

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炭酸ガスを午前、午後に施用すると、イチゴの収量が増え甘くなります!

イチゴ栽培ハウス、炭酸ガス発生装置 イチゴの収量と品質を上げるには、肥料、水、温度、炭酸ガスをバランスよく供給するなど、ハウス内環境を整えて、光合成を促すことが重要です。
 そこで、当チームでは、炭酸ガスの施用方法の違いによる収量と品質への影響を検討しました。

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夏期のニラの鮮度保持 ポイントは収穫直後の冷蔵と密封包装!

鮮度が落ちたニラ 大分県は、西日本を代表するニラの産地で、出荷量は全国上位に位置しています。県内を含め、福岡・広島・大阪・京都などが主な出荷先となっていますが、高温期に出荷するニラは、市場出荷後に葉の黄化や腐敗が見られ、鮮度が低下することが問題となっていました。
 そこで、高温期の鮮度保持技術の確立に向けた研究を行い、予冷と包装方法等がニラの品質低下に与える影響を明らかにしました。

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大きく広がるお茶の産地! 発生する病害虫には技術で勝負。

現地の茶園 大分県は、”お~いお茶”でブランド力のある(株)伊藤園と組んで、「ドリンク茶」用茶葉生産団地の育成と振興をすすめています。
 農業研究部茶業チームは、このような大規模な茶園に発生する病害虫の防除技術の開発に取り組んでいます。
 「ドリンク茶」とは、ペットボトル等で市販されている今一番売れている飲料水で、一定基準(香り、色等)をクリアした大分県産の「茶葉」が”お~いお茶”の中に入っています。

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高糖度カンショ「甘太くん」のブランド化に向けて

べにはるかと高系14号 大分県では、新たなブランド品として、高糖度カンショ「甘太くん」の振興に積極的に取り組んでいます。
 「甘太くん」とは、一定基準(貯蔵期間、糖度等)をクリアした大分県産「べにはるか」(品種名)の商品名(全農が商標登録済み)で、しっとりとした食感と甘さが特徴です。
 そこで、当センターでは、「甘太くん」のブランド化に向け、「べにはるか」の栽培や貯蔵試験、ウイルスフリー苗増殖に取り組んでいます。

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環境にやさしいピーマン病害虫防除技術の開発と改良

硫黄粉剤の株元散布スワルスキーカブリダニ防虫ネット被覆 大分県のピーマンは、IPM(総合的病害虫管理)(※1)による減農薬栽培に積極的に取り組んでいます。
1.防虫ネット被覆によるタバコガ対策
 流通過程でピーマンが腐る「軟腐病」を、タバコガ類が媒介することを明らかにしました。タバコガ類防除のため防虫ネット被覆(写真左)が有効であることを確認しました。
2.新しい天敵利用
 アザミウマ類、コナジラミ類、ハダニ類およびチャノホコリダニを捕食する天敵(スワルスキーカブリダニ写真中央)を利用する技術を確立しました。
3.新しいうどんこ病防除
 ”簡単+低コスト+有効”な硫黄粉剤(※2)の株元処理(写真右)の方法を確立しました。
 これらを組みあわせた実証試験に取り組みながら、一層の技術改良と減農薬栽培に向けた取り組みを実践しています。

(※1)病害虫の発生状況に応じて、天敵(生物的防除)や防虫ネット(物理的防除)、農薬(化学的防除)等の防除方法を適切に組み合わせ、環境への負荷を低減しつつ、病害虫の発生を抑制する防除技術のこと。
(※2)有機JAS適合農薬

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